事業内容
生コンクリート事業について
人の情熱とハイテク生産システムが、高品質を保証します。
高品質、高品位の生コンクリートを安定供給する―。当社はこの不変の目的を確実に達成するため、原材料の受け入れから、品質管理、製造、運搬、納入に至るまで、「人の情熱」と「人の和」を大切にした生産ポリシーとコンピューターを駆使した生産システムで、常にお客様のニーズに応えた製品づくりに努めています。
内山アドバンスの生コンクリート
最適な作業性のある生コンクリートを製造
建築・土木など施工の種類や、天候・気温といった自然環境を考慮し、そのデータと長年の経験をもとに、安定した品質と、最適な作業性を備えた生コンクリートを製造しています。
コンピュータによる最先端の生産システム
工場では、コンピュータを駆使した最先端の生産システムを導入。高い生産能力を実現するとともに、あらゆる施工に対応する品質を作り分けています。
エキスパートによる万全の品質管理体制
お客様のご要望にお応えするため、コンクリートに携わる技術者を多数育成し、万全の品質管理体制を整えています。
グループ社員の資格取得人数
- ・コンクリート技士:113名
- ・コンクリート主任技士:74名
- ・コンクリート診断士:22名
(2022年3月1日現在)
生コンクリートの品質を損なわせない納入体制
顧客の皆様にご満足いただける納入体制を確立するため、施工現場と工場は緻密な連絡体制を整え、生コンクリートのデリケートな品質を損なわずに納入。さらに十分な数の専用車輌を用意し、効率的な配車計画を実施しています。
品質を守る管理システム
PRODUCE & TECHNICAL - 生産・技術部門
ハイテク生産システムかつ業界唯一の研究所を設置し、業界の発展及び高品質を保証します。
確かな品質の生コンクリートを安定供給する。当社はこの不変の目的を確実に達成するため、原材料の受け入れから、品質管理、製造、運搬、納入に至るまで、「人の情熱」と「人の和」を大切にした生産ポリシーとコンピュータを駆使した生産システムで、常にお客様のニーズに応えた製品づくりに努めています。生コンクリート製造にあたっては、建築・土木など施工の種類や、天候・気温といった自然環境を考慮し、そうしたデータと長年の経験をもとに施工現場が要求するスランプ(軟らかさ)と、最適な作業性を備えた生コンクリートを製造。しかも施工現場とプラントは緻密な連絡体制を整え、生コンクリートのデリケートな品質を損なわずに納入しています。プラントにおいては、コンピュータを駆使した最先端の生産システムを導入。高い生産能力を実現するとともに、あらゆる施工に対応する品質をつくり分けています。
また業界全体の近代化促進、並びに技術レベルの向上に貢献するため、関係官庁、建設業界との連携で試験方法並びに品質管理等、多方面の要望に応えていくこと。これらを目的に、業界で唯一の研究所『中央技術研究所』を設置しています。当社は地球環境保全を経営理念に掲げ、その課題に取り組むための、原材料試験、化学分析の他、産業廃棄物の有効利用の研究、資格取得の勉強会や技術研修等を積極的に開催し、人材育成にも力を入れています。


受注から納入までの流れ
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1.注文の受注
発注先より、生コン打設日、到着時間、生コンクリートの配合、
数量(㎥)などの連絡を受け付けます。 -
2.各種材料の計量
生コンクリートの構成材料であるセメント、水、細骨材、粗骨材、
混和剤の計量を材料毎に行います。
発注先から要求された配合の生コンクリートを製造するため、練り混ぜに必要な材料が予め定めた質量になるよう自動計量されます。 -
3.練り混ぜ
計量した材料を配合毎に定めた時間練り混ぜます。オペレータはミキサ内に設置したカメラを介してモニターにより練り混ぜ状態を目視し、性状の確認を行います。練り混ぜが終了したらコンクリートホッパへ生コンクリートを放出し容積を確認します。
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4.積み込み
練り混ぜた生コンクリートをミキサ車に積み込みます。ミキサ車は大きさや積み込み数量によって1台につき複数回に分けて生コンクリートを積み込みます。
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5.品質検査
発注先から依頼された配合の生コンクリートが予め取り決めされた性能で届けられるよう、工場にて生コンクリートの品質検査を実施します。検査項目はフレッシュコンクリートのスランプ、空気量、コンクリート温度、塩化物イオン濃度、単位水量などです。また強度試験用供試体も作成し、要求性能を満たしているか圧縮強度試験も行います。
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6.運搬
練り混ぜ開始から90分以内に発注先へ納入できるようにミキサ車により生コンクリートを運搬します。

研究所の取り組み
自社のみならず業界全体の近代化促進、技術レベルの向上に貢献していくこと。関係官庁、建設業界からの材料試験・品質管理など多方面の要望に応えていくこと。これらをテーマに、業界で唯一の研究所『中央技術研究所』を1980年に開設いたしました。ここでは、単なる国内外の材料試験やコンクリート試験にとどまらず、「各種コンクリートの試験研究」、「製造技術の研究開発」、「施工技術の管理・研究開発を通じた関係業界との提携」、「人材の拡充養成」などを行なっています。今後は、当社の経営理念にも掲げているように”失敗を恐れず、やればできる”という信念を持って、様々なコンクリートへの技術開発に積極的に取り組んで行きます。
取組内容
- 研究開発
- ・高流動、高強度コンクリート等、高機能コンクリートの技術開発
- ・その他コンクリートの性状・品質に関する研究開発
- 技術協力・サポート
- ・現業部門が抱える技術的問題点に対応し,製品の品質確保を目指す
- ・顧客をはじめとする他企業・公的機関などから依頼される課題の解決を目指す
- ・他企業・公的機関・学校と共同で研究開発を実施する
- ・生コン工場への技術的サポートを行う(大臣認定取得業務、硬化コンクリート各種計測、品質クレーム対応等)
- 教育・普及
- ・社員に対する技術研修の実施
- ・資格取得講習会の開催
- ・当社技術の社外へのPR


中央技術研究所で実施可能なコンクリートおよび材料の試験
当研究所では,JIS A 5308(レディーミクストコンリート)に関係する各種試験はもちろんのこと,その他下表に示すような試験が実施可能です。
セメント試験 | ・密度 ・粉末度(比表面積) ・凝結 ・安定性 ・強さ試験 |
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骨材試験 | ・塩分 ・安定性 ・アルカリシリカ反応性 ・すりへり減量 ・破砕値 |
フレッシュコンクリート(モルタル) | ・ブリーディング ・凝結(プロクター貫入) ・加圧ブリーディング ・単位水量推定 ・V漏斗による流下時間 ・Lフローや充填試験器による流動性 |
硬化コンクリート(モルタル) | ・コンクリートコアによる圧縮強度 ・中性化 ・非破壊試験(シュミットハンマー) ・残存膨張量 ・配合推定 ・塩化物含有量 |
OPERATION - 営業部門
総合力とスペシャリティで、「夢の数だけ都市づくり」を実現します。
当社は、首都圏をサービスエリアとし、生コンクリート業界のリーディングカンパニーとして、独自の活動を展開しています。現在、首都圏に2カ所の営業拠点と7カ所の生コンクリート工場、および8カ所の関連会社生コンクリート工場をネットしています。その総合力と機動力を背景として、ユーザーや流通部門に対する緻密な営業活動はもちろん、地域社会のニーズにダイレクトに対応しています。また、営業マン一人ひとりが、内山アドバンスの社員としての自覚と責任、そして誇りをもって、さまざまな状況に的確に対応する専門能力を発揮し、新しい夢づくりに邁進しています。


MANAGEMENT - 管理部門
「新しい無限へ」をプランニングする、組織の中核です。
管理部門においては、企業活動をより活性化すると同時に、広範な社会的ニーズに応えた業務を推進するため、組織体制の強化と充実をはかっています。総務人事部門では、社内組織および企業風土の革新と活性化を目的に、体系的な社員教育の実施、各人の特性に適応した業務の創造、社員の戦力アップ、リスクマネジメント、そして全社的プロジェクトの立案・推進に努めています。また営業・生産・技術部門の活動をより有効に機能させるため、業務の改善や各部門のリストラクチャリングも進めています。経理部門では、経営活動の成果を把握するための各種決算業務の効率化、時代の動向に応じた資金計画の立案および的確な資金調達・運用などを中心に、幅広い業務を積極的に展開。経営活動の要として活動するとともに、経営戦略立案のスタッフとして重要な責務を遂行しています。


納入実績
首都圏を中心に、公共施設および様々なプロジェクトにて多様なコンクリートを納入させていただいております。




関連輸送企業の保有車両
ミキサー車 | 大型(高床車) | 192台 | 合計238台 |
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大型(低床車) | 42台 | ||
小型 | 4台 |
バラ車 | 単車 | 31台 | 合計36台 |
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トレーラー | 5台 |